トヨタ自動車の海外販売台数【拡大】
米国以外では、台湾などでも値上げする見通しで、スポーツ用多目的車(SUV)の「RAV4」については、1万~2万台湾元(約2万7000~5万4000円)程度アップする計画だ。
高級セダンのレクサスについては、今年7~10月にかけて一部改良した「LS」などの価格を中東など一部地域で30万円程度値上げしたとみられる。
ただ、一律値上げに踏み切れば販売減につながる恐れもあるため、競争力のある車種に限定する。関係者によると、北米では主力車種の「カムリ」は韓国勢との激しい価格競争にさらされるため、値上げしない方針。
トヨタは世界的な景気減速基調による販売減を踏まえ、部品共通化などで車両価格の維持に努めてきたが、長引く円高でこれ以上のコスト吸収は厳しいと判断したようだ。
一方、国内市場については、エコカー補助金の終了に伴う反動減も予想されており、レクサスLSと同様に車両の全面刷新や一部改良に合わせた価格改定にとどめる。