トヨタ自動車の海外販売台数【拡大】
トヨタの単独決算は、国内生産した車の輸出比率が高いため、13年3月期の営業損益見通しは200億円の赤字と、当初の700億円の赤字から改善するものの、5年連続の営業赤字の見通し。
同社は雇用維持などの観点から、「国内300万台体制を維持することに変更はない」(小沢哲副社長)と強調しており、今回の値上げは輸出採算の改善が主眼とみられる。
日系メーカー追随も
業界トップのトヨタが値上げに踏み切ることで、他の日系メーカーも追随する可能性が高い。しかし、韓国の現代自動車などが低価格攻勢で世界的にシェアを上げている中で、これらと競合する車種で値上げすれば競争力低下も懸念される。
足元の競争激化や世界販売減少傾向も値上げには足かせだ。