太陽電池の国内出荷量【拡大】
1キロワット時当たり42円の固定価格で買い取る制度を追い風に、企業が設置する太陽光発電所が急増。4~9月は前年同期比6.4倍の10万キロワットに拡大。こうした動きをにらんだ外資の日本市場参入が相次ぎ、同協会調べでは輸入品の太陽電池は7~9月だけで前年の3倍に膨らんだ。カナダのカナディアンソーラーは12年度の事業規模が前年度比4倍に伸びる見込みだ。
新参ながら外資系が販売を急伸させているのは、海外工場での大量生産と円高を武器に国内メーカーに比べ2~3割安い価格で売り込んでいるためだ。
生産改革急ピッチ、コスト削減強化
外資の攻勢に押され、日本メーカーも値下げ競争の渦にのみ込まれている。シャープの4~9月の国内売上高は、販売数量の増加で前年同期比15.8%増加したものの、太陽電池事業の営業損失は123億円と、赤字から抜け出せない。奥田隆司社長も「収益を出すのが厳しくなっている」と認める。