丸紅がチリで買収した水道事業。フィリピンでも上下水道事業に参画する【拡大】
丸紅が、フィリピンの上下水道事業大手マイニラッドに20%資本参加し、現地で上下水道の運営事業に参画することが、26日分かった。増資引き受けや既存株主から株式を取得する。取得額は約350億円とみられる。
現地の上下水道整備計画には国際協力機構(JICA)が100億円規模の大型融資を計画している。今後は運営ノウハウを持つ日本の自治体の参画も検討する。丸紅は同国での事業運営ノウハウを武器に、周辺のアジア新興国の水事業を強化したい考え。
マイニラッドは、現地の建設大手DMCIが55%、残りをインフラ事業大手のメトロパシフィックが保有し、丸紅は今回、両社から合わせて20%分を取得する。今後は出資比率を引き上げる可能性もある。現地の水事業はフィリピン政府から受託し、水道水の製造から水道管網の維持・管理、検診や料金徴収までのサービスを手がける。