丸紅がチリで買収した水道事業。フィリピンでも上下水道事業に参画する【拡大】
新興国の経済成長を背景に、世界の水事業の市場は25年には07年の2.4倍の約87兆円に倍増し、なかでもアジアは年率10%で成長すると予想されている。
日本は濾過(ろか)膜などの技術力を誇るが、地方自治体が水道事業を担うため事業全体を請け負う水道事業の入札では仏ヴェオリア・ウォーターなど水メジャーに比べ存在感が低かった。
ただ、最近では大手商社の成果も出始めている。三菱商事と日揮は産業革新機構の出資を受けて豪州の大手水道会社を買収。伊藤忠商事も5月に英ブリストルウォーターに参画。住友商事も東京都などとマレーシアでの水事業への参画を目指す。