B787で相次ぐトラブル 部品納入の日本メーカーも影響懸念 (1/3ページ)

2013.1.17 08:00

ボーイング787の製造体制

ボーイング787の製造体制【拡大】

 日本メーカーが機体の35%の部品製造を担う「B787」の相次ぐトラブルを受け、その影響が日本メーカーにも波及することが懸念されている。

 787は日本が得意とする炭素繊維やリチウムイオン電池などの技術を多く採用し、「準国産機」として先端技術をアピールする場になっていた。トラブルが長引けば、日本メーカーのブランドイメージに傷が付く恐れもある。

 「心配だが、供給者としては何ともいえない」。787に炭素繊維複合材料を納入する東レの担当者は言葉少なに語る。

 787は機体の約半分に炭素繊維複合材料を使用。炭素繊維は鉄の10倍の強度を持ちながら重さは4分の1しかなく、機体の大幅な軽量化で燃費向上に貢献する。東レの売上高を押し上げているだけに、トラブルの影響を見極めている状況だ。

 787のリチウムイオン電池を製造するジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)の広報担当者も、業績などへの影響について「現在の段階では何もいえない。調査に協力し原因を明らかにしたい」と話す。

構造部分でも三菱重、川重、富士重の3社で約35%のシェアを占める

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