ベンチャー企業への投融資額と社数【拡大】
これに対し、日本のスマホ向けアプリやネット用コンテンツなどを開発する企業では、資金不足などから「作成者がワーキングプアになっている」(ITベンチャー経営者)のが実情。これを打破しようと、自社のサービス多様化、差別化を狙ってベンチャー支援に乗り出しているという構図だ。
「自前主義」に限界
ベンチャー支援はスマホ関連以外にも広がり始めた。ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント(東京都港区)は1月22日、東京・品川でコンテンツ開発の表彰イベントを開催した。3回目となる今回の目玉が「ハッカソン」という催し。イベント前日から2日間にわたり、ユニークで利便性の高いプログラム開発を競う。これには61人の技術者が参加し、このうち半分がNTTグループ外の人間と、外部との連携も重視している。
イベント開催の出発点は「自前主義だと限界がある」(ソーシャルサービス部門の河村智司主査)と感じたためだ。会場内ではNTTグループとベンチャーの個別のマッチングも行われ、河村主査は「連携強化によってスピーディーに物事が進んでいくはず」と期待を寄せる。