ホンダ、新塗装技術でCO2大幅削減 「付加価値も生まれる」と強調 (2/3ページ)

2013.2.11 08:00

ホンダが埼玉製作所寄居工場で新たに導入する新塗装技術のテスト風景

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 3C2B技術の研究は、ベースの材料開発と量産化技術の両面から進められた。

 材料開発を担当した本田技術研究所の小島圭介氏は、ベースが乾かないまま次の塗料を塗っても塗料同士が混ざり合わないように、車体に吹きつけると液体がゼリー状になる新たなベース塗料を開発した。従来のベースに、さまざまな種類の樹脂や薬剤を混ぜて塗装膜の品質やツヤ感が維持できるかを調べるために「2000回ぐらいテストを繰り返した」という。

 HSEPの最大の特徴は、ベースがゼリー状になることで、上に塗る塗料の色の制限がなくなったことだ。

 3C2Bは日産自動車など他メーカーでも採用されているが、塗料が完全に乾ききっていないうちに次の塗料を塗ると、塗料同士が混ざり合って色ムラができる弱点もあり、白などの明るい色には向かなかった。HSEPでは明るい色はもちろん、ラメ成分が入ったホワイトパールでもムラなく、ツヤ感や平滑性などの品質も両立させることに成功した。

工場全体に換算すると2割のCO2削減につながる

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