軽自動車の車名別新車販売ランキング(1~2月)【拡大】
両社は今月8日、発売まで約3カ月のタイミングで新型軽の外観だけを公表する異例の行動に出た。新年度を控えた需要期に情報を小出しにすることで、ライバル車の購入をユーザーにためらわせる効果を見込む。実際、他社の系列販売店からは「デザインはさすがに素晴らしい」と警戒する声が上がった。
需要取りこぼし焦り
これに対し、「N BOX」などが好調で1~2月に前年同期比55.6%増の7万2356台を売り、軽の販売シェアを21.3%と2割台に乗せたホンダは「小型車『フィット』からの乗り換えもいとわない」(幹部)という戦略をとる。1~2月の国内販売が43.0%減の2万8736台と落ち込んだ登録車より、軽を重視する姿勢が鮮明だ。
一方、ダイハツは「ホンダが軽に本格参入したことで競争は激しくなるが、低燃費と低価格を武器にトップシェアを維持する」(伊奈功一社長)と宣言し、燃費の向上やデザインの大幅な変更を図った「ムーヴ」を昨年末に投入。一部改良にとどまらない積極的なテコ入れもあって、1~2月の軽販売シェアは31.2%を確保し、28.5%のスズキを上回った。