「ティモテ」のポスター【拡大】
ノンシリコーンシャンプーは、中小メーカーがリードする形で2010年頃からブームに。ティモテの再上陸はこのブームに乗った格好だ。
ブームの背景には、シリコーンを敬遠する消費者が増えたことがある。シリコーンは髪のまとまりを良くする成分で、ヘアケア製品に広く使われているが、「地肌や毛髪に悪影響を与える」との説が口コミなどで広まったためだ。
一部のメーカーなどは「通常の使い方で詰まることはない」と呼びかけているが、市場ではノンシリコーンを前面に打ち出した新製品投入が今年も相次いでいる。
こうした中で、コーセーはブームを追い風に既存品の売り上げアップに成功した。03年発売のシャンプー「スティーブンノル」のボトルに、昨年4月から「ノンシリコーン」と表示したシールを貼って販売したところ、その後の1年間の売り上げが2桁伸長したという。