開園30周年を記念するパレードが始まり、来場者はキャラクターに歓声を上げながら手を振っていた=15日午前、千葉県浦安市の東京ディズニーランド【拡大】
開園の30年前は、比肩する広大なテーマパークが全国になかったこともあり、バブル景気が集客を後押し。一般の遊園地の集客力が200万人とされた時代に、初年度から入園者数約1000万人を達成した。
しかし、リピーターを獲得できなければ、テーマパークは短命に終わる。そこでTDLは、他のテーマパークにはない非日常の世界観を追求し、今もリピーター率9割以上という驚異的な集客力を誇る。
その原動力は、“夢と魔法の王国”を実現するための運営の徹底ぶりだ。
園内と園外の景色を完全に遮断し、飲食物の持ち込みを禁止した。園内では、日本で定番のおにぎりも販売していないし、清掃員が常に歩き回っているためごみをほとんど見ない。掃除をしながらモップで地面にミッキーなどのキャラクターを描く日本オリジナルのサービスは、米国に「逆輸入」された。
加えて、園内で販売されるグッズは約3割近くが毎年入れ替わり、リピーターを飽きさせない。