安倍氏は三木谷氏を「旧い友人」と呼び、三木谷氏は「歴代首相の中で最もネット産業に理解がある」と話す。両者の蜜月は誰の目にも明らかだった。
東京電力福島第1原子力発電所の事故後の対応をめぐり、三木谷氏が電力業界を擁護した経団連を脱会してネット関連企業を中心に新団体を立ち上げたのは昨年6月1日。以来、新経連のフットワークは軽やかだ。
12月には他の経済団体に先駆けて衆院選で勝利した直後の安倍自民党総裁といち早く意見交換し、ネット選挙の解禁を働きかけた。
今春、三木谷氏が政府の産業競争力会議の民間議員に選ばれると、医薬品のネット販売にからむ規制緩和や起業促進策などを矢継ぎ早に提言。グーグルやスカイプなど著名なネット関連企業のトップを日本に呼んで大規模なシンポジウム開催も実現した。