上海モーターショーで次世代環境車を数多く展示したトヨタ自動車のブース【拡大】
中国人デザイナーを中心に作った試作車「フレンド・ミー」を公開したのが、日産自動車。「1980年代以降に生まれた若者のライフスタイルにあう車を出す」(アンディ・パーマー副社長)戦略を描く。
昨年の中国の新車販売台数は4.3%増の1930万台。渋滞対策の一環で購入制限を導入する都市が増えるなど伸び率は鈍ったが、内陸部の需要増加がリードし、今年は2000万台突破が確実視されている。
各社とも何らかの「現地化」をアピールした独自ブランドの展開で、沿岸部の買い換え需要や内陸部で初めて車を購入する動きに活路を見いだしている。日産は昨年春に立ち上げた「ヴェヌーシア」を軸に内陸部への浸透を図っており、一世代前の車台(プラットフォーム)を使って100万円を切る価格で勝負する考えだ。マツダの山内孝社長も、合弁先の長安汽車がマツダの技術提供を受けた生産・販売を検討中と明かす。