◆感情的なつながり
レベルマウスは人々のブログにとって代わることを目指している。それを考慮に入れて、私の新しい「ホームページ」を見直してみると、私がシェアしたコンテンツが私自身について何を言っているのかと問い直さずにはいられない。私の場合、ほとんど何も語っていないのだ。道端で見た興味深い物やおいしかった食べ物をたまに載せるぐらいで、個人的な生活について全くシェアしていないことに気付いて驚いた。
代わりにシェアしていたのは友だちが読むべきだと思う重要な記事で、メディア業界や、コンピューターセキュリティーに関する話題、そしてさまざまな速報ニュースだった。
私はまだ2か月に1度ぐらいは個人ブログ向けに何か書いている。MITの伊藤穣一氏は月に1回程度重要な出来事についてブログを更新しているが、同時にツイッターでは1日に10件程度の投稿を行っている。ただ、テクノロジーの専門家の多くがブログをやめて、ソーシャルメディアにコミュニケーションを移してしまったというのが実情だ。
レベルマウスは簡単に個人のホームページを作り上げることができるが、私のストリームが何かの指標になるとすれば、このデジタル紙面には何かが欠けている。恐らく、感情的なつながりだろう。ブログのために500ワード以上の文章を書いていれば、知らないうちに感情が入り込むのを抑えられないが、140文字でつづるツイッターや、本当の友達と偽物が混ざり合ったフェイスブックのネットワークではそれが可能だ。