剛腕で知られる松下電器創業者の松下幸之助氏(左)。パナソニック再生へ改革を急ぐ津賀一宏社長(右)の采配は迫れるか【拡大】
松下住設機器という子会社をふいに訪れた幸之助氏は、同社が赤字に陥っていると聞いて激高。すぐに電話で本社からの融資を引き上げるよう指示し、松下住設の社長はショックのあまり貧血で倒れてしまった。
それを見た幸之助氏は「会社が危機の時に、倒れるような経営者ではだめだ」とバッサリ切り捨てて、その場で同社の専務を後継に指名。翌日には辞令を出したという。
異例ずくめの人事
まさに創業者ならではの豪腕ぶりを示す逸話だ。それには及ばぬものの、パナソニックの再生を急ぐ津賀社長の人事手腕が、社内外の注目を集めている。
パナソニックは4月1日に、従来9社あった社内分社を4社に再編するなど大規模な機構改革を行った。