何よりも新駅の駅名がまだ決まっていない。函館市が「新函館」を主張しているのに対し、北斗市では市議会で「北斗函館」にすべきだと決議。市役所に懸けられた垂れ幕にも、駅名は書かずに「北斗市開業」となっている。
「札幌まで延伸するとはいえ、当面20年くらいは始発駅になるわけだし、近くには車両基地もできる。東北の通過駅と同じようにはしたくない。観光だけでなく宅地造成もセットに開発を進めて、この地域の核になる駅にしたいですね」と山崎課長は力を込める。
その車両基地も建設工事が進行中だ。七飯町にまたがる約36ヘクタールの広大な敷地の中に、着発収容庫、検査庫などが敷設されることになっており、ダンプカーが頻繁に行き交い、クレーン車が作業音を響かせる。七飯町側に設けられた関係者用の展望台には、地元の町内会や老人会なども視察にきているという。