通信版売ながら店舗展開も積極的。「トレインチ自由が丘店」の雰囲気は高級ブティック=東京都世田谷区【拡大】
「もともと洋服が大好きで、大学時代はアルバイト代をすべてつぎ込んで買っていた」と笑う林恵子社長(54)は、米国留学後、複数の外資系企業に勤務し、米大手アパレル企業の日本法人社長を経て創業した。
「若い女性は何を着てもかわいいけれど、私たちの世代が着る服がなかった。合繊で家で洗え、1万円前後と手ごろなうえ、トレンドを取り入れた清潔感のあるかわいい服をつくりたかった」と話す。
試作品は顧客と同年代の40~50代のスタッフとともに林社長も試着する。カシュクール・ワンピースについても、納得がいくまで何度も修正を繰り返したという。
同社の人気の理由は、サービスの質の高さにもある。コールセンターのスタッフも40~50代の女性が中心。センター内に商品のサンプルをすべてそろえ、でいねいに質問に答える。返品・交換にも柔軟に対応し、通販でありながら、「対面販売に極めて近いのが強み」とマネジャーの浦谷秀男さんは自負する。