ドコモ、奥の手は“開放戦略” 通販など新規事業強化へ (5/5ページ)

2013.5.24 08:00

NTTドコモの新事業の売上高

NTTドコモの新事業の売上高【拡大】

 かつてドコモは、iモードを世界に広げようと、海外の携帯電話会社に相次ぎ出資したが、結果的に失敗した経緯がある。

 だが、スマホやタブレット端末で、同じ失敗は許されない。

 ドコモは2011年11月に公表した中期経営ビジョンで、15年度の新事業の売上高を11年度比約2.5倍の1兆円以上とする目標を掲げた。新事業の対象は、コマースを中心に、「メディア・コンテンツ」「金融・決済」「メディカル・ヘルスケア」などの8分野だ。

 今年7月1日には、この8分野の関連サービスを担当する部署を集約した「スマートライフビジネス本部」を新設する。総力をあげて取り組む新たなサービスの成否は、ドコモが、その巨大な顧客基盤を活用しつつも、それにとらわれない自由な事業展開ができるかにかかっている。(松元洋平)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!