女性ならではのセンスで突破口
ヤマハ発動機のスクーター「Vino(ビーノ)」シリーズは、レトロ(懐古調)でかわいいデザインを売りに、発売から16年間、女性を中心に根強い人気を誇る。
今年2月に一部改良して発売した2013年モデルの開発は女性だけのチームが担当。これまでにない斬新な配色を採用し、マーケティング戦略でも新機軸を打ち出した。
「女性のためのバイクは女性だけで作ろう」。車体や構造を大きく変更することがない一部改良とはいえ、女性だけで二輪車の開発を行うのは同社初の試み。仕掛けたのは、営業担当の磯本欽也さんらだ。
“なでしこトリオ”
ビーノの開発を通じ、社内で“なでしこトリオ”と呼ばれるようになったカラーリングデザイン部の東海林ルミさんと永田智美さん、販売子会社「ヤマハ発動機販売」MC営業企画部の菊地真由美さんの3人が顔を合わせたのは11年夏のこと。