アイパッドの値上げでは、携帯電話の通信回線を利用できる高微細画面の「Retina(レティナ)」モデル(容量128ギガバイト)が従来の7万7800円から9万3800円と最大で1万6000円の値上がり。
画面サイズの小さなアイパッドミニでは最大で1万1000円、アイポッドでも最大6000円の値上げとなった。競争の激しいスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」は価格を据え置いている。
円安の影響により、製造業でも輸入コスト増が価格に転嫁され始めている。製品や部品を輸入するパソコンでも国内外のメーカーが値上げを実施。
海外生産比率の高い冷蔵庫などの白物家電も値上げの懸念がある。電子情報技術産業協会(JEITA)の佐々木則夫会長(東芝社長)は「対応はそれぞれで違うが、円高(のメリット)を享受したビジネスモデルはさらなる値上げがある」と指摘するなど、電機メーカーは急激な円高是正に対応するため、難しいかじ取りを迫られている。