【トップは語る】セイコーエプソン社長・碓井稔さん(58)
--国内のプリンター需要は伸び悩んでいる
「市場が大きくなることは想定していない。ただ、われわれの事業の柱であり、強いポジションをキープする必要がある。競争力を高めるため、家庭向けは小型化を進め、スマートフォン(高機能携帯電話)から無線で直接印刷できるなど、現在の環境への対応を図っている」
--新興国を中心に大容量のインクタンクを備えたプリンターを投入し、現地のニーズを取り込んでいる
「約90の国・地域で販売し、成功しつつある。そもそも(ユーザーが)1枚いくらか考えながら印刷する状況が、お客さま視点に立っているのか疑問を持っている。エプソンが採用するインクジェット方式のプリンターは(トナーを使う他社の)レーザープリンターに比べ(インクや電気代などの)トータルコストを下げられる」