コーヒー生産の「すべてを経験した」と語るパダマラン農場のユスフ農場長。背景の雲海の中に農場が広がる=インドネシア・スラウェシ島トラジャ県【拡大】
トアルコ・ジャヤは、トラジャ産の中でも最も品質の高いトアルコ トラジャブランドをさらに広めるため、数カ月以内にスラウェシ島最大の都市マカッサルでカフェをオープンする計画だ。キーコーヒーとして初めてとなる直営カフェでは「店内で焙煎して提供する。サイドメニューもそろえ、できればアジアの他国にも広げたい」(中野副社長)。
1978年の発売から今年で35年が経過した。トアルコ・ジャヤの社名の意味は「トラジャ・アラビカコーヒーの栄光」。その名の通り「今後3~5年で、トアルコ トラジャブランドが品質、知名度ともに世界で認められているはずだ」。ユスフ農場長はそう確信している。(池誠二郎)