東京電力株主総会のテレビ画像。総会の冒頭、広瀬直己社長が話をする=6月26日、東京都渋谷区の国立代々木競技場 第一体育館(早坂洋祐撮影)【拡大】
《株主は納得せず、発言を続ける。会場はざわつく。下河辺会長の表情は徐々に険しさを増す》
下河辺会長 「議長の指示に従ってもらえないなら、退場を命じます。一旦、席に戻ってください」
同じ株主 「納得できない。発言を封じないで。もう東電は会社更生法を申請しなさい」
下河辺会長 「その話は、そもそも株主総会の議題になっていないので、取り上げません」
《話は原発や経営問題に戻る》
株主 「放射性廃棄物や汚染物は東電が引き取ればいい。なぜゴミに責任を持てないのか」
増田祐治常務 「今、国が最終処分地を検討している。国から協力要請があれば真摯(しんし)に対応するつもりだ」
株主 「先ほどからコスト削減を強調しているが、社員給与を実際いくら減らしているのか。社員の平均年収はいくらか」