経営陣が居並ぶステージに近い席に座っていた男性株主は終了後、「解任された3人のことに触れるときの村山社長は、すごい形相をしていた。憎しみに満ちた表情を浮かべていた」と振り返った。
それほどまでに、3人の“暴走”に対し、現経営陣が危機感を募らせていたことがうかがえる。
村山社長は「今般の事態は当社のガバナンス(企業統治)体制が機能した一場面だ」と胸を張った。
三井造船との統合交渉打ち切りや前社長の解任については多数の質問が事前に寄せられたが、村山社長は「メリット、デメリットを検討した結果」として、守秘義務を楯に詳細は語らなかった。
造船事業の将来は?
代わって総会会場では、川重の「その後」に質問がシフト。特に社内最小の事業部(カンパニー)で造船を担う船舶海洋カンパニーは、担当役員が「中国との競争がかなりしんどくなる」と認めざるを得ないほと経営環境は厳しい。