しかし、担当役員は「潜水艦事業や海外展開を進めれば、十分生き残れる」と言い切った。
さらに、ブラジルで他社と合弁で建設中の最新鋭の造船所は、利益貢献が期待される。担当役員は「工事は順調だ」と説明した。
一方、他事業の堅調さには自信を見せ、村山社長は「航空宇宙は非常に安定している。精密機械も中国市場が回復すれば伸びる」と語った。
他の事業が好調な間に、造船事業の収益をどれだけ好転できるかが、川崎重工の将来を占うカギとなりそうだ。
官製談合への質問も
また、質問に立った株主17人のうち4人が、陸上自衛隊ヘリコプター納入をめぐる官製談合への関与を批判した。村山社長は「かかわり方が軽度で不起訴だった」と火消しに躍起。今後はコンプライアンス(法令順守)の徹底も求められそうだ。(南昇平、織田淳嗣)