12年度、端末上で最もダウンロードされたコンテンツは「推理・ミステリー・ホラー・SF」で市場規模は33億円。以下、「ビジネス書・自己啓発・語学」が32億円、「文芸小説・エッセー・論評」が28億円などと続き、全体では計270億円に達した。
読書の専用機である電子書籍端末は、他の機能も併せ持つスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末に押され、「拡大し切れない」(MM総研)との見方はあるものの、当面は書籍数の増加に合わせ、端末出荷が伸びる見通し。13年度は12年度比10.6%増の52万台になるという。