シャープが発表した人工知能「ココロエンジン」を搭載した空気清浄機の試作機=9日、東京都港区【拡大】
ココロボは昨年6月に発売。充電量や部屋の散らかり具合によって気分が変わり、「きれいにして」と話しかけると、「わかった!」などと返事をしてくれる。購入者からは「親しみがわく」「ペットのような存在」などの好意的な声が寄せられているという。
米アイロボットの「ルンバ」が切り開いたロボット掃除機市場で、後発組のココロボの販売実績は今年6月末までに10万台を超え、市場に一定の存在感をみせた。シャープは「家電が『しゃべる』ことが、受け入れられる素地はある」(同社商品革新センターの阪本実雄所長)と判断し、ココロエンジンの水平展開を決めた。
人を手助けしてくれる家電の開発は、シャープ以外のメーカーにも広がっている。東芝は液晶テレビ「レグザ」シリーズの一部に、好みの番組を見つけて録画をしてくれる機能を搭載。日立アプライアンスのエアコン「白くまくん」シリーズでは、人の動きや間取りを把握して、効率よく運転する機能を搭載した機種が人気という。