換気扇の出荷台数も4.1%増の50万1000台と、9カ月連続で伸びた。新設住宅着工件数の伸びに押し上げられたためで、こちらもアベノミクス効果が色濃く反映された格好だ。
これらの白物家電が好調に推移しているのとは対照的に、デジタル家電は販売不振から抜け出せずにいる。電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、6月の映像機器の国内出荷額は29.8%も少ない550億円にとどまり、23カ月連続のマイナスだった。
このうち薄型テレビの出荷台数をみると、23.1%少ない42万8000台。2011年7月の地上デジタル放送への移行に伴う大量の買い替えで、需要を先食いしたことによる反動減の影響を引きずっている。
ただ、調査会社のBCNによると、6月の薄型テレビの店頭平均価格は5万7500円と3カ月連続で上昇。40型以上の構成比率が初めて30%台に乗るなど、「大型テレビの売れ行きは好調」(BCN)という。