民間生保、批判できぬジレンマ 郵政とアフラック提携拡大…根強い警戒感 (1/2ページ)

2013.7.27 08:00

 かんぽ生命保険とアフラックの提携強化に対し、かんぽ生命の新規事業参入を「民業圧迫」と批判してきた民間生保各社は、声高に批判できないジレンマに陥った。

 日本郵政がアフラックのがん保険を初めて販売したのは2008年秋。現在でも契約件数が年間1万5000件前後の有力商品だが、2万局での販売となれば主力商品に格上げされる。

 08年にかんぽ生命と提携し、がん保険の共同開発を進めていた日本生命保険は“心変わり”に、「遺憾だ」(幹部)と不快感を示した。生保業界ではがん保険の販売で形勢不利を強いられるとの警戒感は根強い。

 だが、日本のTPP交渉参加という国益がからみ、「水を差すことはできない」(大手生保幹部)と、事実上反発する機会を封じられた。日本郵政が郵便局を日本の民間生保にも開放すれば商機拡大も見込める。

今後、他の金融商品販売に広げる可能性もある

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