決算を発表する三菱自動車の野田浩常務執行役員(中央)ら=30日、東京都港区【拡大】
三菱自動車が30日発表した2013年4~6月期連結決算は、卸売りベースの販売台数の減少で売上高が前年同期比2.4%減の4094億円と減収だったものの、為替レートが想定よりも円安ドル高で推移したことなどから営業利益は7.4%増の160億円と増益を確保した。
最終利益は前年同期に特別利益を計上したこともあり、17.6%減の164億円だった。
会見した黒井義博常務執行役員は、通期の見通しについて「下期に伸びることを想定した計画通りに推移している」として、目標とする最終利益1000億円の達成に自信をみせた。