シャープ、営業黒字でも試練続く 在庫拡大、社債償還…楽観できぬ状況 (1/3ページ)

2013.8.11 07:00

シャープ本社=大阪市阿倍野区(本社ヘリから)

シャープ本社=大阪市阿倍野区(本社ヘリから)【拡大】

 平成25年4~6月期連結決算で30億円の営業黒字となり、24年10~12月期から3四半期続けて営業黒字を確保したシャープ。9月中に実施する増資に向け、コスト削減や液晶の供給先の拡大といった取り組みの成果を株式市場にアピールした形となった。しかし足元では液晶パネルの価格下落が起き、棚卸資産(在庫)の増加が資金繰りを圧迫。社債の償還、年金積み立て不足などの試練が横たわる。金融機関からの支援継続のために「必達目標」とする26年3月期通期の最終黒字化は、引き続き楽観できない。

 在庫増加「販売に備え」

 シャープの6月末の棚卸資産は3562億円。液晶パネルと液晶テレビの販売が不振を極めた24年6月末の5137億円からは大きく減らしたが、今年3月末より455億円増えた。

 在庫の積み上げで、手元資金の余裕度を示すキャッシュフローは397億円悪化した。大西徹夫専務執行役員は棚卸資産の増加について「基本的には第2四半期(7~9月)の販売に備えたもの。調整用ではない」としている。

「パネルメーカー側の目算が狂っている」と指摘

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