大和総研などによると、日本は労働者に占める女性の割合が4割超で45%前後の主要国と比べてそれほど開きはない。しかし、管理職比率は11.1%で米国43.1%、仏39.4%、シンガポール34.0%に比べて見劣りする。河口真理子主席研究員は「ワークライフバランスで企業の制度整備は進んだが、福利厚生にとどまり、家庭を担うのも女性のまま。この結果、家庭重視で職場での活躍が期待できない社員を量産した」と指摘する。
とくに女性比率の高い企業で、育児社員を“戦力外”にしていては、今後の成長はおぼつかない。
社員の54%が女性で課長級以上の女性の割合も35%と突出しているベネッセは、復帰後の管理職登用に積極的だ。