日本企業、攻めの姿勢鮮明に 設備投資に改善の兆し 「増える」47% (1/2ページ)

2013.8.20 07:00

 国内外での設備投資については「増える」とした企業の割合が「減る」とした企業を4月に実施したアンケートの結果に続いて上回り、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」がもたらした景気回復への期待感を背景に、企業の攻める姿勢が鮮明となった。一方で、デフレ脱却に欠かせないとされる賃金の引き上げについては過半の企業が対応を決めかねており、賃金アップが個人消費を押し上げる好循環に向かうまでには時間がかかりそうだ。

 このうち、2013年度の国内設備投資については、12年度と比べて「大幅に増える」と「増える」が合わせて47%となり、「少し減る」と「大幅に減る」を合わせた12%の約4倍に上った。「横ばい」は23%だった。

 賃金については3%が「基本給を上げた」、12%が「賞与を上げた」と回答。最も多かったのは「その他」の57%で、「業績の裏付けのない賃金アップは想定していない」(保険)、「ベースアップについては経済情勢を勘案したい」(化学メーカー)などと、「業績との連動」を基本に置く企業が目立った。

一方で「当面は基本給、賞与ともに上げられない」と回答した企業も

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!