川崎重工業・村山滋社長【拡大】
川崎重工業の村山滋社長は20日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、米ボーイングの最新鋭旅客機787の派生機(胴体部分)を生産する新工場を愛知県に新設し、2015年から稼働する方針を明らかにした。
航空機と鉄道車両、二輪車を注力分野に位置付ける。一方、三井造船との経営統合を進めた長谷川聡前社長の解任については「将来を考えて統合しない方がいいと判断した。止めるには解任しかなかった」と述べた。
新工場はB787の胴体部分を製造している同県弥富市の既存工場に隣接して建設。投資額は数百億円の見通し。B787の胴体を長くした派生機を18年に投入予定で、大型化に対応した設備を導入する。
造船事業については、需要拡大が見込まれるLNG(液化天然ガス)船の共同受注などで、三井造船を含めた他社と連携することも視野に入れるとした。