このため、すでに800MHz帯で、アンドロイド端末向けにLTEサービスを展開しているドコモとauに続き、ソフトバンクも2014年から900MHz帯で「プラチナLTE」サービスに参入するもようだ。法林さんは、「800MHzの運用歴が長いということは、それだけノウハウが蓄積されているということ。今後、プラチナLTEが主流になれば、エリアの構築やネットワークの運用で先行するドコモとKDDIが有利だ」との見方を示す。
現在、日本で人気の高いiPhone5はメーン帯域が2.1GHzとプラチナLTE非対応。ただ、今後、次世代iPhoneがどの帯域を利用するかに注目も集まっており、携帯3社によるプラチナLTEのサービス競争はこれから本番を迎える。