国は、岩手や宮城両県の廃棄物処理は「目標達成に向け着実に進んでいる」(環境省)とし、来年3月末の完了を見込む。ただ、福島県は東京電力福島第1原子力発電所に近い地域で処理が進まない状況も残る。
託児所で雇用確保
大成JVによる気仙沼のがれき処理事業の現場では、珍しい光景もある。事務所に隣接したプレハブ小屋では、幼い子供たちが楽しそうに走り回る。
今年5月、大成JVは従業員らの福利厚生を充実させる狙いで、託児所「キッズテラス気仙沼」を開設した。子育て・介護サービス事業を展開するポピンズ(東京都渋谷区)の協力を得て運営し、現場で働く従業員らの1~3歳の子供4人を預かる施設だ。
「(幼児らが)散歩している姿を見ると、心が癒やされます」
“園長”を自任する成沢佳彦・統括事務長(50)は笑顔を見せる。