日本勢、エコカー我慢比べ インドネシア、先行きの不透明感強まる (2/4ページ)

2013.9.20 06:05

インドネシアモーターショー会場のダイハツ工業ブース。日系5社がエコカー減税対応車を披露した=19日、ジャカルタ(飯田耕司撮影)

インドネシアモーターショー会場のダイハツ工業ブース。日系5社がエコカー減税対応車を披露した=19日、ジャカルタ(飯田耕司撮影)【拡大】

 モーターショーでは、トヨタ自動車、ダイハツ工業、日産自動車、ホンダ、スズキの5社がエコカーを披露した。スズキは「軽自動車を現地仕様に合わせた『ワゴンR』の生産を開始した」と鈴木俊宏副社長が発表。日産自動車も新興国向けブランド「ダットサン」の同国向け車種を投入した。

 エコカーは「ローコスト・グリーン・カー(LCGC)」と呼ばれ、排気量1000~1200ccのエンジン搭載▽ガソリン1リットル当たりの燃費性能が20キロ以上▽安全装備などを除き上限価格が9500万ルピア(約85万円)-などの基準を満たせば、10%の「ぜいたく税」が免除される。

 昨年末にも実施予定だったが、財政不安などの問題もあり実施が今月にずれ込んだ。日系自動車各社は、LCGC政策を見越して2~3年前からインドネシアへの投資を積極化。最も販売が多い小型ミニバン(MPV)などへの投資も合わせれば、日系5社の最近の投資額は、合計で2000億円を超えている。

 また、日本勢の同国でのシェアは95%超と圧倒的で「価格競争は熾烈(しれつ)だが、日本と同様に主導権を握って展開できる」(ダイハツ幹部)との思いが強い。

不動産バブルの崩壊などに発展すれば、進出した日本メーカーも打撃

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