飽きた?失速するソーシャルゲーム 不変の法則「面白くなければ売れない」 (4/5ページ)

2013.10.1 06:00

国内初公開となったソニーの「プレイステーション4」には人だかりが=9月19日、千葉市の幕張メッセ

国内初公開となったソニーの「プレイステーション4」には人だかりが=9月19日、千葉市の幕張メッセ【拡大】

  • 家庭用ゲーム機にも食指を伸ばすガンホー・オンライン・エンターテイメントのブース=9月19日、千葉市の幕張メッセ

 ソーシャルゲームメーカーに勤務した経験を持つ開発者の男性は「ソフトを購入しなくても、スマホさえあれば無料で遊べるという気軽さが幅広いゲーム層を獲得した」と評価したが、「気軽さと飽きやすさは表裏一体」とも指摘する。

 数年前からソーシャルゲームを始めた層が、そろそろシンプルな操作性などに飽きを感じ、複雑な機能を搭載した家庭用ゲーム機に回帰しつつある可能性が高いというのだ。

 つまらぬソフトは命取り

 それでもスマホ本体の普及が見込めるため、ソーシャルゲーム市場の伸びは今後も期待されるのも事実だ。

 スマホにダウンロードして遊ぶ「アプリゲーム」の世界市場規模は2012年の50億ドル(約4910億円)から、16年には290億ドルに拡大する見通し。従来型携帯電話で成長してきたグリーは昨年、スマホ専業のポケラボを傘下に収めるなど、スマホ対応を加速している。

遊びたければ必ず購入する傾向がある

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