世界のニットなどイトーヨーカ堂のPB「グッデイ」の衣料品を身につけた同社の亀井淳社長(右から2人目)ら=16日、東京都千代田区【拡大】
イトーヨーカ堂は16日、プライベートブランド(自主企画、PB)の衣料品「グッデイ」で、カシミアなど世界7地域から集めた8種の素材を使ったセーターやカーディガンなど計約90品目を販売すると発表した。
「世界のニット」と銘打ち、全国のイトーヨーカドー約140店で17日から順次発売する。素材にこだわった高品質な商品を拡充することで、衣料品事業のてこ入れを図るのが狙い。
カシミアのなかでも3%しか取れないという希少種やペルー産のアルパカなどを使用。価格は素材別に2990~1万5900円で、計約70万枚の販売を見込む。
同時に秋冬物の品目数を昨年秋冬の73%にまで削減。今回発売するニット商品や「洗えるダウン」などの主力商品に生産資源を集中させることで、消費者がおすすめ商品を選びやすい仕掛けにした。