「半沢直樹」何がホントで何がウソだったのか 現役行員らに聞く (3/5ページ)

2013.10.21 07:00

 現にメガバンク幹部に人事経験者は少なくない。ドラマでは何度も「出向」されそうになる半沢の姿が描かれ、銀行員人生には「人事がすべて」であることを物語っていた。

 だが、ドラマ中では「片道切符」と言われ、左遷のように描かれた出向は、決して「イコール左遷」ではない。若いときに経験を積ませるため出向させる場合もあるし、手腕を買われて経営難の企業に送られ、再建を命ぜられることもあるという。銀行員は外からも必要とされているのだ。

 「壁はなくならない」

 「時間が経過しなければ本当の意味で解消はしない」。別のメガバンク幹部がこう指摘するのは、出身銀行を中心に派閥ができあがる旧行意識のことだ。ドラマでも、舞台となった東京中央銀行が、東京第一銀行と半沢の出身銀行である産業中央銀行とが合併した-との設定だった。

「思わず唇を噛んだその悔しさを、半沢直樹が晴らしてくれる」

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