このなかで、みずほ銀が資料を意図的に隠したか、報告し忘れたのでなければ、金融庁が検査で、実態を把握できなかったのかが、問題視されている。
考えられるのは(1)提出資料を読まなかった(2)資料は読んだが、問題融資に言及した記述を見落とした(3)この融資が経営トップに報告されていなかったことを確認しなかった-の3点だ。
いずれにせよ、金融庁が、事実と異なるみずほ銀の報告をうのみにして、9月末に業務改善命令を出した点については、検査に落ち度があったことになる。
麻生太郎金融担当相も「さらに検証を行うべきだったという批判は承知している」と予算委員会で述べ、検査が不十分だったこと認めた。28日に出されるみずほ銀の調査結果を受け、金融庁としては原因の究明を図ることになる。