添着活性炭の有機ヨウ素除去効率の相対湿度による影響【拡大】
12年9月には、オフサイトセンター(原発の緊急事態応急対策拠点施設)などの指針に活性炭素繊維製フィルター設置が盛り込まれた。各地で原発再稼働への準備が進む中、全国の関連施設への導入が進んでいる。同じ技術を使い、昨年から家庭用にも放射性物質を除去する空気清浄機を発売し、現在はマスクへの応用も検討している。
この技術は福島第1の事故を機に注目を集めることになったが、ベンチャーや大学に多くのシーズ(種)があっても、既存技術にあぐらをかいていては、今回のような成果に結びつくことはない。ワカイダと共同で特許を出願した東大TLOの山本貴史社長は「チャレンジする企業文化を醸成することが重要」と話している。(広瀬洋治)