■日本のソフト分野強化へ一歩
米グーグルは10月29日、日本のコンピューターサイエンス教育を支援する「コンピューターに親しもう」プログラムを開始した。「コンピューターに親しもう」プログラムは、6~15歳の児童・生徒を対象に、コンピューターやプログラミングの基礎を学んでもらう取り組み。プログラムでは、リナックスも動作する名刺サイズのコンピューター「Raspberry Pi」と、子供向けプログラミング言語「Scratch」を使用。児童・生徒向けにプログラミングが学べる実習を実施する。
グーグルでは子供向けに創造・表現活動の全国普及や国際交流の推進を目指す非営利団体のCANVASと協力。グーグルとCANVASでは5000台のRaspberry Piを提供するとともに、実習などで必要となる人材を提供し、2万5000人以上の児童・生徒の参加を目指す。
また、教員・NPO法人向けには、Raspberry PiやScratchを使用した授業の指導方法などが学べる研修イベントを実施。保護者と児童・生徒がいっしょに学べるワークショップも、地方自治体などと協力して実施する。「コンピューターに親しもう」プログラムへの申し込みは、CANVASのサイトから行える。
◆「リーダーになれず」
29日には、東京・広尾の広尾学園中学校・高等学校で、最初の「コンピューターに親しもう」プログラムが実施され、グーグル会長のエリック・シュミット氏が会見を行った。