トヨタ自動車が出展するクロスオーバーSUVの試作車「レクサスLF-NX」(同社提供)【拡大】
例えば中国。内陸部では悪路でも高い走行性能に人気が集まり、沿岸部では若者を中心にセダンからの乗り換え需要が出ている。新興国で堅調な販売が見込めるのがSUVの強みだ。
ただ、お膝元の東京モーターショーで出展する理由はそれだけではない。自動車大手幹部は「エコ一辺倒には少し食傷気味だ。わくわく感に加え室内空間が広く快適性も確保できるSUVで若い世代にアピールしたい」と話す。
若者の車離れに自動車業界の危機感が募るなか、SUVの出展は今後の顧客獲得に向けた重要な布石でもある。