事故があった01年1月には「日韓高校生交流キャンプ」も始まった。日韓経済協会と韓日経済協会の主催で両国の高校生が混成チームを組んで合宿し、両国交流に資する事業計画を練って発表する。協働作業を通じて理解を深めるのが狙いだ。
20回目のキャンプは今年7月28日から8月1日の4泊5日、大阪市内の研修施設で開かれた。日韓双方から各50人計100人が参加。全10チームの中からテコンドーと柔道など両国のスポーツや文化の比較体験を通じて相互理解を高める事業を提案したチームが最優秀賞を得た。
終了後の感想文に韓国の女の子はこう書いた。「キャンプ前は日本に対する偏見を持っていた。韓国が領土や慰安婦問題を扱うときに日本が非道徳的で非人間的に描かれていたからだ。キャンプ終了後は日本に対するイメージが180度変わった。日本の学生たちは素直でおとなしく、責任感と礼儀正しさがある」
日本の男の子はこう記した。「韓国の学生は自己主張がしっかりあるが、他人の意見を聞き入れる柔軟性もある」「別れのとき、僕らは間違いなく全員が絆を感じていた。日本人だろうが韓国人だろうが関係ない。日韓関係の懸け橋になるのは僕らだ」