いすゞ、売上高・利益とも過去最高 9月中間は物流向け需要増

2013.11.13 05:00

 いすゞ自動車が12日発表した2013年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比12.2%増の8752億円、営業利益が57.5%増の902億円と増収増益だった。最終利益は35.0%増の568億円。売上高、利益とも中間期として過去最高を記録した。

 景気が減速するタイでのピックアップトラックの販売が計画に届かなかった。このため売上高は従来予想を下回ったが、利益面では円安が追い風となったほか、合理化策が奏功した。

 14年3月期については、売上高が従来予想より1000億円少ない前期比9.9%増の1兆8200億円、営業利益は従来予想と同じ37.6%増の1800億円を計画している。トラックなど商用車販売は7.8%増の29万7900台を見込む。一方ピックアップトラックについては9.9%減の37万3000台と大幅減となる見通しだ。

 同日会見した細井行社長は「上期は、国内の物流向けの需要が増え、計画が上振れした。海外については、タイを含め在庫が増えている。合理化などで費用を圧縮したい」と話した。

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