リストラ頼みのパナ、スマホに苦しむ任天堂 関西企業“悲喜こもごも” (3/5ページ)

2013.11.18 06:06

 スマホで明暗

 京セラと村田製作所が中間期としては過去最高の売上高を記録したほか、日東電工も売上高が前年同期比12%増となるなど、関西の電子部品メーカーは好調が際だった。

 牽引(けんいん)したのはスマホ向けの部品。特に新興国など海外向けが好調で、本業の不振を挽回する企業も出た。下着メーカー大手のグンゼは、主力の紳士向け肌着が低迷するなどアパレル事業は不調だったが、タッチパネル向け電子部品が好調で、最終利益は前年同期の4倍超となった。

 一方で、スマホに足を引っ張られる企業も。スマホ向けゲームとの激しい競争にさらされる任天堂は、円安の恩恵で最終利益は4年ぶりの黒字化を確保したが、営業損益は232億円の赤字となった。

「過去のタイトルをスマホ向けに出す考えはないのか」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。