一方、樹脂の強度を重視した結果、瓶が割れても牛乳が漏れず、破損がわかりにくいという問題が浮上した。消費者が割れた瓶のかけらを飲む危険性がある。瓶が割れると樹脂も一緒にやぶれるように工夫することで乗り切ったという。
2004年に導入された軽量瓶は平均の厚さが従来の5.7ミリから3.4ミリに40%縮まり、重さは244グラムから130グラムに46%以上軽量化した。この結果、一度に運搬できる量が増加、仮に13トントラックに瓶商品だけを満載した場合、従来は2万7000本だったが、軽量化により3万5720本積むことができ、積載効率が約30%改善。輸送時のエネルギーコスト削減にもつながった。
リユース回数は33回から66回に倍増。軽量化とリユース回数の増加で、04年以前は366トンだった原材料が130トンに減り、65%の削減に成功した。