リヴァンプの最近の主な支援、新規事業【拡大】
2003年に企業再生ファンドを立ち上げた後、ファーストリテイリングの社長を務めた玉塚元一氏(現ローソンCOO)とともにリヴァンプを05年に設立した。
再生ファンドは通常、安く買収した経営不振の企業の価値を上げ、より高く売却して投資家に利益を還元し、自らも収益を得るビジネスモデルだ。これに対してリヴァンプは、再建を目指す企業に自ら出資して一定期間だけ経営に参画。支援チームを送り込んで成功報酬を得る。
企業再生支援と両輪
ファストフードのロッテリアの再生などに成功した一方、東京の老舗靴卸業者の再生に失敗するなど「理想と現実のギャップは大きかった」(沢田氏)。とはいえ、山あり谷ありの経験を積んだリヴァンプにはいま、企業再生の案件が多いときは1日に数件持ち込まれるという。