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■明日からチャレンジできる内容
研修終了後、受講生に感想を聞いた。「リピート率が高い理由がわかりました。研修も引き込まれるようでした」と話した三和愛幸さんは、支店で貯金・融資部門を担当している。「僕はいつも、『いらっしゃいませ』と言っていましたが、明日からは、『こんにちは』に変えます。そのほうがお客様と会話も弾みそうですから。笑顔で親しみやすさがにじむようにしたい」
また、貯金部門の窓口業務をこなす野川結花さんは「ゲストでは知ることがなかった、キャストの思いを知ることができました。研修でも受講生をあきさせることがなかった。今後は、職場内のコミュニケーションを今まで以上にとるようにしたいです。気遣いや心遣いは内部から伝わっていくものと思いますから、支店のいい雰囲気がお客様へ伝わっていくようにしたいです。お客様は年配の方が多いので、話すスピード、目線など、より気を使っていくことが大事と感じました」と語った。
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■体感できる研修
オリエンタルランド営業四部営業四課チーフリーディングスタッフの石井裕美さんに話を聞いた。
--他企業の研修と「ディズニーアカデミー」が違う点は何ですか
「ディズニーアカデミーは、こうすべきだ、という教育事業ではありません。私たちが日ごろから当たり前のことを当たり前に実行していることをキャストの生の声で伝え、そこから受講者自身が自社に置き換え使えるヒントを見つけてほしいと考えています。キャストの行動基準SCSE((1)安全(2)礼儀正しさ(3)ショー(4)効率)はシンプルで浸透しやすいものです。レクチャーの後のパーク体験で、どのようにそれらが具現化されているのか五感を使って確認することで、より受講者の理解が深まります。